2005年　8月某日

「　父親として　」

子供が２度目の夏を迎えた。

もう少しで２歳だ。

手術の経過もいいみたいだ。

うれしい。

昨年の写真を見てみる。

驚くほどの成長ぶりに驚かされる。

そして子供ほど大切な存在はないと心の底から思える。

苦しい時でも子供の事を思うと最後の力みたいなものが出る。

本当に愛おしいと思う。



昨日、

僕が今仕事を手伝わせてもらっている”太田哲也さん”の一連の裁判が終わった。

太田哲也詳細→
http://www.keep-on-racing.com/profile-page.htm

そして昨晩、レース業界という巨大な権力に立ち向かうということが、どんなに大変なことだったかと改めて聞いた。

それこそ脅迫、嫌がらせ、裏工作は当たり前だったと言う。

自分の家族に危険が及ぶかも知れないという妄想に苦しめられる夜もあったと言う。

でも戦い続けた。

７年間も戦い続けた。

たくさん、敵をつくり、そしてまたたくさんの味方を得ながら戦い続けた。

そんな過酷な環境の中、７年間も太田さんが戦うことができたのは何故なんだろう。

それを素直に僕は聞いてみた。

そして返ってきた言葉。


”父親として自分の子供たちに正しい世界を残したいから。”


この言葉を聞いて僕は、ああ、やっぱり、この人はいいなと思った。

そしてその強さに改めて勇気をもらった。


↑TEAM KOR
http://www.keep-on-racing.com/


強い信念を持って生きる人間は美しい。

中島みゆきのファイトという唄を思い出す。



♪闘う君の唄を、闘わない奴等が笑うだろう

ファイト！冷たい水の中を、ふるえながら昇ってゆけ



僕の戦いはまだまだ、これからだ。

生きることは辛い。

震えの止まらぬ夜もある。。


だけど、子供よ。

君がいる限り僕は戦うよ。

時にはジョークをまじえながら。

楽しくいこう。

ｓ
↑友達のバンド”いっけん堂”を見にゆく。僕も今月からライブ再開だ。

　現在続編執筆中！

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