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2004年 12月9日

「 神というもの 」



子供が生まれてから、神というもののことを考えることが多くなったのを否定できない。

別にこれは変に宗教的になったわけでなく、まったく逆で、完全に否定的に。

神などこの世にはいない。

よって宗教など話にならない。


Not Need ---


宗教と聞くと反射的に

よくもまあ、結局は自分と同じ人間が作ったものなのにそこまで信じられるもんだと思う。


だが、もし自分の子供が100%の状態で生まれてきたのなら話は変わったのかも知れない。


おお神よ!

または仏様よ!

または新興宗教のなんちゃら先生よ!!


よくも私めにこんな素晴らしい幸せを!

と徹底的にこの世界に感謝し、宗教的になったのかも知れない。


だが、僕は違った。

神を憎悪した。

子供が生まれて数日たった後、神とかいう奴を絶対ぶん殴ってやると血の涙を流した。

青空を見るたびに、待ってろ、自然の摂理とかいう奴よ

必ず復讐してやると心に誓った。



前ふりが長くなった。

今回はそういう話ではなかった。



さっき(2004/12/8 22:50くらい)にNHKでドストエフスキー研究で有名な”亀山郁夫”さんの講義を見た。

その結果、神というものに対する物の考え方が少しかわった。

亀山氏はこう言う。

ドフトエスキーの研究を通してこう言う。


「神はいない。なぜなら神とは我々そのものだから。」


亀山さんの言葉にひさしぶりに感動した。


亀山さんはこう言う。


「神とは他人の思うことを思う人間自身の気持ちであり、他人のことに無関心になった現代に神はいない。」


しかし、こうも続ける。

「しかし、それは裏を返せば他人のことを思う人が多数、集まれば、そこには神という抽象的なものが発生し、人間が奇跡と呼ぶことが起こったりもする。しかしその奇跡はあくまで人間が人間の手によって起こす。」


非常にわかりやすい解釈で僕はその通りだと思った。


神を憎悪した僕だったが、

僕の子供に医療の手を差し伸べる医師がいる。

僕の子供を心配する家族がいる。

僕の子供を心配する友人がいる。




僕はその人たちのことだけを神と呼ぶ。




それにしても亀山さんはすごい。

実はそれだけ記録しておきたかった。

もしかしたら初めて教授と名のつく人で好きになったかも知れない。


僕の言っていた大学では、丹野教授を除いてろくなやつがいなかった。




亀山郁夫教授 / 東京外語大学


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