最初に断っておきますが、僕はナショナリスト（右翼）ではありません。

そして朝鮮半島と日本の抱えている過去の問題に関して、ある程度の理解はしていると思います。

だけれども今、日本が抱えている北朝鮮の拉致問題からどうしても目を離すことができません。

その理由の一つに僕の家族の出身地があります。

そこは秋田県能代市。

日本海に面した、その海岸で拉致行為が行われた疑いがあります。

僕はその海岸を見たことがあります。

人気の無い砂浜。そしてその背後にえんえんと広がる松林。

確かに何かをするのにはうってつけの場所。

そしてそこを歩いたことがある僕の家族。

そして僕。


とてもひとごとには思えないのです。。。

その恐怖、そしてその悲しみが・・・

一秒でも早い解決をのぞみます。

そしてそのために一体何が出来るのか？

今のところ僕に出来るのは伝えることだけでしょう。

この問題についてあまりよく知らない人に伝え

知ってもらう。

こんな些細な行為が少しでも被害者の方の

お役に立てればこんなに嬉しいことはありません。


このページではまず、2004年5月30に行われた

国民大集会のことをお伝えさせていただきます。

この問題を解決しようという熱意を

持った人が大勢いました。

希望という熱は冷めていないと思いました。



----　ＲＥＰＯＲＴ



4月30日に「今こそ経済制裁を！北朝鮮に拉致された日本人・家族を救出するぞ！」という名目にて国民大集会・大行進 が行われました。

僕は地下鉄に乗り開催場所である日比谷公園へと向かいました。

公園前は報道局でごったがえしていました。



入り口にて署名と少ないですがカンパをさせて頂きました。

そしてこの青いバッジを頂きました。

早速これを胸につけて中へ。



中は熱気で溢れていました。

この問題にまっこうから取り組む著名な方の演説が響きます。

この日のスローガンは

北朝鮮に　 制裁をかけよ
物を売るな　船を入れるな

北朝鮮は　拉致被害者を返せ
拉致被害者を返せ　全員返せ

これを胸に皆真剣な表情でステージを見つめていました。

時間を大幅におしながらも、まずは

集会のほうは終わりました。

次はデモ行進となります。



デモには本当に色々な人が参加していました。

ご老人から学生まで。

その数は3000人ほど。

直接の被害者以外の人が東京近郊だけで

こんなに集まる。

素晴らしいことだと思いました。



皆、「（被害者を）返せ！」大声を出しながら行進します。

少ないですが若い女性の姿も見えます。

しかしその行進を見て、ニヤニヤと笑う通行人の姿も見えました。

若いサラリーマン風や学生が多かった気がします。

心中はきっとこうでしょう。

「あーあ、そんなに熱くなっちゃって･･･」

正直、その場で殴ってやろうかと思いました。



行進は日比谷公園から衆議院、首相官邸へと進みます。

距離にして1.5キロくらいでしょうか。

皆の声が怒号となって夜空にすいこまれてゆきます。

もちろん僕も天に向かい叫びました。

「返せ！！」

天は一つ。

かならずこの声が北朝鮮に届くと信じて叫びました。



約１時間ほどでデモは終わり、帰途につきました。

正直デモに参加するのは初めてでした。

しかし、これからの日本人はもっと怒りをあらわにする必要があることを再確認しました。

小さな声が積み重なり、悲劇は終わる。

そう信じます。


また、何かありましたらレポートさせていただきます。

もしこの問題に少しでもひっかるものがあったら下記のＷＥＢサイトを見るといいと思います。

一日でも早い問題解決を祈ります。

救う会全国協議会　連絡先

TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784

http://www.sukuukai.jp

〒112-0013　東京都文京区音羽1-17-11-905
担当：平田隆太郎（事務局長info@sukuukai.jp）
カンパ振込先：郵便振替口座　00100-4-14701　救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎