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" おもしろきこともなき世をおもしろく　"

by 長州藩士　高杉晋作

幕末を生きた長州藩士　高杉晋作の辞世の句です。

"おもしろきこともなく世をおもしろく”

解釈は人それぞれあると思うんだけど、僕的には

”（世の中が）つまんねーんならウダウダ言ってねーで自分でぶっ壊せ！”

です。

振り返ってみれば今まで、幾度この言葉に助けられたか。

ふと自分の無力さを感じる時。

ふと自分の人生に焦りを感じる時。

いつもこの言葉が脳裏に浮かびました。

高杉晋作はイギリス公使館焼き討ち事件で有名なように、西欧世界から見れば純然たるテロリスト以外の何者でもないと思う。

そして戦うために幕府や国家など完全に無視して民間人で組織した軍隊”奇兵隊”。

今なお愛される革命家として南米にチェゲバラだとしたら、日本では坂本竜馬を超えて個人的にこの高杉晋作が好き。

最後は結核でこの世を去る高杉晋作だけど、いやはや、その強さ、自由奔放さ、そして過激さ、いつまでも色あせない。

しかも享年、27才！

ジミヘン、ジムモリソンとなみいるロックスターたちと同じ享年27。

（人間は全力で走ると27才で死ぬメカニズムなんだろうか？）

次々と忍び寄るハゲタカファンド。

この国から旨みだけを抽出しようと虎視眈々と狙う、ヨーロッパ、アメリカ、中国。

今こそ、またストレンジソルジャー。

奇兵隊が、そして心に高杉晋作が必要な時代なのかも知れないと思う、今日この頃。

とにかく、おもしろきこともなく世をおもしろく！！

そういつも自分に言い聞かせるわけです。僕は。はい。