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 2006年6月24日(土)
 
 フリースタイルライフに参加しているブルースマンHATAよりお誘いがあった。
 
  ”盲目のバイオリニスト穴澤雄介氏”とブルースコラボレーションライヴやるから来て!
 その興味を惹かずにいられない誘いに僕の心は躍った。
 
 
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    | 穴澤雄介(あなざわ 
                                            ゆうすけ) Anazawa Yusuke プロフィール 
 1975年生まれ。筑波大学附属盲学校高等部本科音楽科、同専攻科音楽科を卒業。ポップス、ジャズ、クラシック、現代音楽、ケルト音楽、ラテン音楽等、様々なジャンルのライブ演奏や、レコーディングに携わる。これまでに、アコースティックギターとのデュオ「JUNIPER」にてバラード集「sincerely 
                                            yours」、フルート・ピアノとのアート・アンサンブル「青の会」にて自作曲を中心とする「山紫水明」、シンセサイザーとのコラボレーションにてディズニーのバラード集「sincerely 
                                            yours II」ガットギターとのデュオにてラテン音楽を中心とする「いくつかの星空のために」の4枚のCDアルバムをリリース。
 
 自作曲は、NHK第1放送や有線放送でオンエアされており、環境ビデオ「癒来木」の音楽としても採用されている。また、ヴァイオリン演奏はもちろん、他の様々な楽器の演奏や、トーク、パフォーマンスにも力を注いでいるため、活動領域は多種多様である。現在、株式会社レインボー・ノーツに所属。
 
 ※ストーリーゲートというWEBサイトにて穴澤氏の生い立ち、音楽で独り立ちするまでの経緯が掲載されています。
 https://www.so-net.ne.jp/storygate/interview/039/index.html
 
 興味のある方はぜひご覧ください。
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 LIVEの場所は四谷SOKEHS ROCK。
 http://www.sokehsrock.com/
 
 
   
 美味しいお酒と上質な音楽が楽しめる知る人ぞ知るGOODな店。
 
 
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 お店に入り、早速HATAと穴澤氏にお会いする。
 
 
   左:穴澤氏 右:HATA
 
 HATAと穴澤さんとの出会いは四谷ソケースロックの小林マスターの企画がもとになった去年。今回はかねてから飲みながら二人で話していたSIONとかRCとか日本の音をカバーしてみたいよねという企画を実現したとのこと。
 ユニット名はハタアナミシェコビッチ・・・ ハタアナミシェコビッチ!?(変な名前、笑)
 
   LIVE、スタート。
  
 今回の主旨でもある、ブルースとバイオリンのコラボレーション。
 その狙い通り哀切漂うHATAの唄に穴澤さんのバイオリンが優しく時に切なげに絡み合う。
 
 
   ♪俺は王様だと思ってた
 俺の声で誰でも踊ると思ってた
 
 だがしかし
 
 俺の叫ぶ声は ピン ボールさ
 はねてるだけ
 
 俺は王様だと思ってた
 俺の声で誰でも踊ると思ってた
 
 だがしかし 俺の叫ぶ声は
 ピンボールさ
 
 はねてるだけ
 
 
 by SION ”俺の声”
 
 
 SION のこの名曲が客席にいた全ての人に届く。
 穴澤氏の叫びにも似たバイオリンのメロディとともに…
 
 氏はこの曲にどんな思いをこめたのだろう。。。
 
 
  
 
 
 
  
 
 
 
                                        
                                          |  | ---今夜のLIVE本当良かったです。 |   穴澤氏「ありがとうございます。でもあまり終わった実感がないですね(笑)とりあえずビールをください(笑)テキーラでもいいです。燃費の悪いミュージシャンですみません(笑)」
 
 
 
                                         
                                          |  | ---穴澤さんは視力というハンディをお持ちですが、そのハンディについての思いを少しお聞かせ願えますでしょうか。 |  穴澤氏「僕は人生の途中から視力を失ったんですが、(※穴澤氏は子供の頃は0.8位の視力があったが、小学校5年の時に受けた心臓の手術で視力が0.1にガクッと落ちそこからじょじょに視力を失い今は完全に光を失う。) 
                                        
 今思うと見える時に美術館で見てきた絵とかはほとんど覚えていないんです。
 
 逆に見えなくなってから人に連れていってもらって説明を受けながら感じた絵のほうが鮮烈にイメージが湧きあがり視力があった時より見ている気がする。色とか色彩に関しては目が見えなくなってからのほうが具体的に感じるんですよね。
 
 そう考えると見えなくなることによって僕は改めてこの世界を見ることが出来るようになったのかと思ったりもします。 
                                        視力を失うというハンディとともに音楽と生活して私はそんなことを思います。
 
 だからもしかして、音楽も同じでもしかしたら耳が聞こえないほうが本当の音楽を聞くことが出来るのかも知れない…すみません、難しいこといいまして…」
 
 
 
 
                                         
                                          |  | ---穴澤さんの今の人生、幸せですか? |  穴澤氏「はい。だいぶ幸せです。(笑) 
                                        テキーラが飲めて(笑) 」
 
 
  
 ・・・そして終わることなきテキーラナイトは深夜まで。。。。
 
 Let's spend the night!!!
 
 
 
 
                                        
                                          |  
                                              ★穴澤雄介(あなざわ 
                                              ゆうすけ)さんが毎日更新!!のブログがあります。
 ↓↓↓↓
 
                                               
                                                |  | ”バイオリニストのひとりごと 
                                                  ” 
 是非チェックしてみてください。
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 ★ストーリーゲートというWEBサイトにて穴澤氏の生い立ち、音楽で独り立ちするまでの経緯が掲載されています。https://www.so-net.ne.jp/storygate/interview/039/index.html
 
 興味のある方はぜひご覧ください。
 
 
 
 
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