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★漫画家 須田信太郎とフリスタ編集長MIZKによる完全泥酔放談コンテンツ。

居酒屋で酒を飲んでただ、ひたすらダラダラと繰り出す会話の中に本当の現代が見える!?かも。

基本的に僕たちハートブレイカーズなので酒の力を借りて世の中に対して毒吐きまくり、言いたい放題です。毒吐かれた人びと、ほんとすみません、、、

内容もあったり、なかったり、、、なにせ酔っ払いなもんでその点はご容赦ください。なにとぞ。


漫画家 須田信太郎(右)

大学4年の時に描いた”トレンドバスターズ”が新人賞を受賞し執筆活動開始。主な作品に『江戸川ハートブレイカーズ』(講談社)、『ウルティモ・スーパースター』など。 最近の作品ではコミックビーム『年金未納者ミャーキ』など

詳細⇒http://www.freestyle-life.net/free-100-page-28.htm

MIZK(左)

このサイトの素。フリースタイルライフ提唱人。江戸川ハートブレイカーズに多大なる影響を受けた35歳。

http://www.mizk.net/index2.php

***

第2回 新春番外編

DJ KING JOE(キングジョー)に会いに川崎へ 〜 市川、”かきの花”ダラダラ飲み



2008年1月12日。小雨そぼふる涙出そうな寒気の中、我らは川崎クラブチッタへと足を運んだ。

目的はライブ鑑賞。(出演は遠藤賢司、騒音寺、夜のストレンジャーズ、ザ50回転ズ、他、DJ:サミー前田&キングジョー)という超ど級!!



そしてもうひとつの目的はある人にあうこと。

その人の名は、DJ KING JOE(キングジョー)!!

キングジョー

本名・森本吉哲(もりもとよしあき)。1968年香川県高松市生まれ。現・大阪在住。O型。10代の終わりにガレージパンクと出会い衝撃を受ける。その衝撃を方法論に置き換え。以降、文章・イラスト・バンド・DJなどの活動を始め、現在にいたる。著書に多数の『SOFT, HELL! 』シリーズがある。小野瀬雅生(クレイジー・ケン・バンド)、The Phantom Surfers、ザ・ハイロウズ、ギターウルフ、カーネーション、5678ズ、ナイロン、夜のストレンジャーズ、イグワナズ等のジャケット・アートワークやその他イラストを手がける。『SOFT, HELL! 』新刊編集制作中。

SINGLES GOING STEADY
amazonにて絶賛発売中!!

このキングジョー氏がかねてから、江戸川ハートブレイカーズのことをリスペクトしているという噂を聞いていた僕らは、これはいいチャンスだと突撃。

そしてそこには期待どおり素晴らしい出会いが!!

一瞬でまるで10年来の友達のように、盛り上がる二人。

炸裂するここでは書けないような凄まじいバカトークの嵐!!(※まじで書けない(笑))

右/DJ KING JOE

ライブのほうも、遠藤賢司、騒音寺、夜のストレンジャーズ、ザ50回転ズ、他と、超おなか一杯の面子。あまりにおなか一杯なので、最後まで体力が持たず僕らは9時くらいで撤退。

※それにしても、エンケン…強烈だった。。。 あと、ザ50回転ズ、なんちゅうエンターテイメントぶり。ありゃ人気でるの当たり前って感じ。騒音寺も音圧がでかくて凄かった。しかし、ボーカルの人が凄い怖いイメージがあったんだけど、実に気さくにニコニコしててそれが実は一番衝撃的だった。絶対あの人、いい人だ。



そして大音量でボロボロになった体をひきずりながら、市川の居酒屋”かきの花”にてひたすらに、ただひたすらにダラダラと飲んだのでありました。。。

しかし今回の泥酔放談には、江戸川ハートフリークには驚きのゲストが!!

その名はあの愛すべきキャラ”エバタ”のモデルとなった、友人S田さん!!

それでは今回もゆるーくどうぞー。


***


TALK 1

漫画。

>>>  
「最近どんな漫画読みました?」
 
「S田に借りたカメレオン。これが予想に反してすげー面白かった。」

 
「でしょ。千葉のヤンキー文化の全てがここに。僕もこの近辺の高校だったんですよ。電車の中ですげー恐そうなやつらが、何かスースーした匂いのする缶とか吸ってた。それが日常の風景(笑)」


 
「じゃあ、S田さんもヤンキーだったんですか?」
 
「いやいや、僕は頭をツーブロックにした偽大江千里みたいなキャラでしたから。あまりにジャンルが違うのでからまれさえしなかった(笑)」
 
「漫画と言えば、ボーダーっていう名作あるじゃないですか。あれって、江戸川ハートと何か関係あるんですか?」

 
「あーどうなんだろうなあ。でも、好きだったし影響受けたのは確かかも。同じ、ぼろアパート系として。ボーダーとかアホーマンスとかすばらしいなあ、、、、。まあ、それはいいとして、とにかく”カメレオン”が面白かった。くどいけど。(笑)」
 


***


TALK 2

ラジオ

>>>  
「恒例のラジオの話でも(笑)」
 
「AMとFMどっちが好き?」
 
「僕はAMっす。最近ラジオにはまってます。ちょっと前まではAMラジオなんか大嫌いで、職場で朝、イルカかなんかがやってる番組とか聴くと、”何がイルカだよ!!”っとか思ってたんですけど、何かこう何度も聞いていると、だんだんとイルカさんが好きになっていって。。。」
 
「あはは。それはもう恋だな。恋。」
 
「僕ももちろんAM。でもFMでは、J-WAVEのピストン西沢の夕方の番組は凄い好き。秀島さんの声が妙に色っぽくて好き。あと、BAYFMの小林克也”ビートルズから始まる!”はいつまでも飽きない。素晴らしい!」
 
「あいかわらず、うっとうしいくらい熱いね(笑)そう言えばさ、この間、ラジオでみっちゃん(清水ミチコ)がこう言ってたんだ。

FMは笑いの沸点が低いのよ!って。これ凄い納得した。」




 
「須田さんじゃなく、あくまで清水さんが言ったんですね(笑)」
 
「そう、俺は言ってないぞ、俺は言ってない(笑)」
 
「でも、よく須田さん、AMは友達。FMはTVみたいなもんって表現してますよね。それってうまい表現のような気がしますね。」
 


***




TALK 3

リンダ・リンダ・リンダ

>>>  
「麻生久美子とか、香椎 由宇とか結婚したね。彼女の出てた映画、なんだっけ、リンダリンダリンダだっけ?」

 
「あの映画良かったっすねー。好きっす。」
 
「ああ、、でも、実は僕、あの映画あんまり好きじゃないんですよね。」
 
「何で?」
 
「うーん、理解してもらえるかわからないんですけど、僕にとって学園際とかにバンドで出るとか、そういう全てのノリがダメなんですよね。理由は簡単で、友達のいなかった僕は学園祭が一切面白くなかったからなんですけどね。だから、学園祭で楽しくやってるやつを心の底では羨ましく思いながら、口では死ね!とか言っている人間を扱った映画やストーリーのほうが好きなんですよね。」
 
「ああ、でも、その気持ちわかるよ。うん。」
 
「僕もわかる気がするなあ。そういう満たされない思いを抱えた時期の埋め合わせをするために、人間は生きているのかもしれないなと最近思います。僕が今もバンドをやっているのもそれかも知れない。何かこう、祭りをやり切れていない感覚というか。何かをやる人には共通にそういう感覚があるんじゃないかな。。。」



 


***


TALK 4

今日のライブ

>>>  
「今日のライブどうでした?お二人とも積極的に前のほうに行ってましたけど。」



 
「やっぱり、夜のストレンジャーズかっこよかったなあ。たしかみんな、もう40近いと思うんだけど、働きながらバンドやってるんだぜ。えらいよなあ。」

 
「僕はビールの飲みすぎで不覚にも途中で寝てました。(笑)それも、一番見たかったエンケンの時に。」

 
「エンケンのあの爆音の中で寝れるなんて、いったいどういう神経してるんだよ!(笑)」
 
「THE 50回転ズとかも凄かったすね。」

 
「俺さあ、50回転ズの時、思い切って前のほうにグワーって行ってみたんだよね。暴れようと思って。そしたらさ。。。そしたらさ。。。ある恐ろしいことに気づいたんだよ。」
 
「何すか?」
 

「いやさ、女の客が凄い多かったんだけどさ、みんな若くて、うちの娘みたいな年頃なんだよ。娘にまじって40近いおっさんが、暴れてるんだよ(笑) なんかその恐ろしい事実に気づいてしまったんだよ!!俺は!!!」

 
「…」
 
「…」
 
「おい、黙るなよ(笑)

…今日も飲んだね。この辺にしとくか。マスターお勘定!!! 今日はキングジョーさんにも会えたし、いい一日だったなあ!!」
 
「ジョーさんとの出会いは、きっと素晴らしい展開になると思います。今日は僕もあのエバタのモデル”S田さん”と友達になれて嬉しかったっす!!!」
 
「えへへ、こちらこそ(笑)」
 



こんなんですが、懲りずにまたアップします。
次回をお楽しみに。




BACK NUMBER
第一回 本八幡庄屋にて

 



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